【07年10/21(月)】朝は、宴の順番を待つことから始まる。
はてな、
朝に向かって
今宵も指先が走り続ける。
♪かぁ~、かぁ~
時には
人を襲うことも厭わない
ドス黒いカラスたちが、
電柱脇の吐しゃ物をついばみ、
至福の時を迎えている。
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ちょっと前の室内では…
打つ手先が踊る。
真夜中の脳が覚醒を起こし、
朝を迎えたにもかかわらず、
文書を弾くパソコンの指先に
旋律を奏でさせる。
ピコピコどころではなく、
パコパコを越えた
バコバコなそれを出す。
指がバウンドしているが、
脳みそがバウンドし始めようとしていた。
果ては…
この先、
何を打ちこむのだろう?
今まさに、
何を叩こうとしていたのだろう?
ほんの少し前、
何を文字にしようとしていたのだろう?
分らないまま、
恐らくその時すすったコーヒーは、
煮詰めたかのように苦かったはずだ。
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確か、
ある特定の対象者に
とある明確な情報を打とうと
苦心していたはずだ。
そこからの意識に
何が起こったのか?
とうに
彼方へと行ってしまった。
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意識を取り戻したというか
目覚めた。
エクササイズボールに触れている
尾骨あたりの筋肉に、
いつもの感覚がとんと鈍い。
というか無いに等しい。
机の上では、
額で押さえつけられ、
綺麗に交差された
両の腕の内部に眠る、
その腕橈骨筋群が
頭の重さに負けて、
痺れを切らし痺れている。
頭の跡が上腕に残る。
ありゃりゃ…
筋肉痛とは異なる痛みが、
腕全体を駆け巡る。
意識が現実に戻るようで
なかなかこっちにやってこない。
やっと戻ったかと思うと
打ち込もうとしていた
かつての文章が
不意に浮かび上がった。
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ただ単に、
かかりつけの整形外科宛てに、
お尻が筋肉痛なので
モーラステープが欲しい旨の
伺いであった。
そんなことだったかと
寝入ってしまった自分に滅入り
頭を痛めた。
もうお尻は
どうでも良くなっていた。
立ち上がり、
ゴミ袋を持ち、
ドアを開けて階段を降り、
電柱脇へと向かった。
***** ***** *****
どうやら、
彼らの至福の時は
終焉を迎えていた。
確認を一通り終えると…
確認?
私の「宴」が
まさにそこで始まろうとしていた。
腰をかがめて、
吐しゃ物があったであろう傍にあった
一つのゴミ袋を手に取った。
中身は冬物の服。
朝靄(もや)で吹きすさぶ寒風の中、
持ち上げようとする。
痛ててて…
お尻の痛みが、
その邪悪な行為に歯止めをかける。
宴も酣(たけなわ)だが、
この辺でお開きとさせていただいた。
07年 10/21(月)
内田「そんな宴で手にしたものの中には、
17年も着ているトレーナーがあったりして!」カンパーニュ
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※内田カンパーニュは、
月・木を更新日としています。
9月以降の毎週木曜日は、
「誰に宛てることもないフィットネス・レター」
をお届けします。
内田シャンピニオンは、
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